こんにちは、一人呑みライターの“日本酒遅咲き”です。
 
私の出張の楽しみは仕事終わりに知らない街を探検すること。
 
出張前からどこに行こうか検索しまくり、一回の出張で一軒づつ訪れる。
例え、どんなに気に入っても次も新たなお店との出会いを求める。
 
50歳も過ぎると厚顔無恥、ちょっとくらいの事じゃドキドキできない。
ドキドキの相手をしてくれる人もいないし、
探検する、これが、昔の気持ちを思い起こさせてくれるのよね〜、
 
そんな事を独りごちながら、地元のお酒が揃い、もしかして滅多に会えない、私だけのお酒に会えそうな期待を込めて歩く。
 
今日のおつまみは派手さはないけど、昔から、日本酒と相性良く寄り添って来たであろうおでん。
 
今年は30度越えも珍しくなく、東北の短い夏の中で育ってきた人々を猛暑が直撃しているが、だからこそ、アツアツおでんで胃腸を整えようとあえてのおでんチョイス。
 
道沿いにお店の暖簾がヒラヒラ、暖簾の奥には細い小道
きたきた、この誘い込まれる雰囲気。
左にビルの階段、一つ登ると、看板も何もない木の扉、
すりガラスの向こうに明るい光と、人の笑い声が。
そっと扉を押して中を見ると白木のカウンター、その奥には店主。
 
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笑顔で8席しかないカウンター席の一つを勧められ、畳に腰を降ろす。
足は掘られたカウンターの下におけるから、正座しなくていい。
 
店主が福島の方で、珍しい福島の蔵の地酒がカウンターの上に並んでる。
 
お通しに綺麗なツルムラサキのおひたしを頂きながら廣戸川を一口。
今この酒蔵を継がれているのは20代の若い方、若さ、躍動感を感じながら、天然水の美味しい福島ならではの味が鼻先に広がる。
爽やかな軽い甘み、旨味は、おひたしの出汁によく合う。
お目当てのおでん。780円で6品お任せの盛り合わせを頂く。生姜が効いたおでんの鶏肉ボールにも廣戸川はとても良く合う。
 
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賞を取る事がどうではないが、いきなり一見の私に、丁寧にもてなしてくださり、純米部門で金賞を受賞したお酒を勧めて下さる。
ドキドキよりも、ホット出来た夜だった。
 
日本酒も各580円でお酒のおかわりしても3000円位とお手頃だったのも嬉しい。
 
駅までは15分くらい。
程よく酔いを醒ませる距離をゆっくり歩いて帰る。
 
おでん こうぞう
ダイワビル
022-263-7719
休み日祝 第三月曜日
18:00~26:00